「チーム医療推進看護業務検討」リハビリ必要性を看護師が?

厚生労働省「チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループ」にて、8月末までに看護師が行っている医行為を調査し、今後、
看護師や特定看護師(仮称)の医行為の範囲を拡大することを目的に調査することが、6月14日に大筋で了承された。
驚くことは、その調査の対象となる医行為の項目に、リハビリテーションの必要性の判断やその依頼を看護師が行うことが含まれている。
理学療法士は運動療法などを利用しリハビリテーションを提供する。
当然であるが理学療法士はその専門の教育を受け国家資格として認められているものであり、理学療法士と看護師の専門性は全く違う。しかし、
看護師業務検討のワーキンググループでは医師不足の問題を解決することを目的として、
看護師が理学療法士におけるリハビリテーションの必要性の判断や依頼を行うことまで看護団体が主張している。今後、
看護師が理学療法士の業務の依頼を行うことが認められてしまえば、
理学療法士の専門性や職能団体としてのステータス自体が大きく揺らぐことになる。調査は12月末に一定の取りまとめが作成される予定だが、
今後の動向に警戒が必要だ。
記:理学療法士 友清直樹(ともきよなおき)
■その調査の対象となる医行為の項目(その他)
「リハビリテーションの必要性の判断、依頼」
「理学療法士・健康運動指導士への運動指導依頼」
第2回チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループ資料




