大腿骨頚部・転子部骨折の作業療法

大腿骨頚部・
転子部骨折の作業療法について日本作業療法士協会は本人家族向け、作業療法士向けの冊子を作成し公開しました。
日本作業療法士協会が大腿骨頚部骨折のリハビリテーションを冊子にまとめた理由には、平成22年4月30日に出された「医療スタッフの協働・
連携によるチーム医療の推進について」の通知の影響があったのかもしれません。この通知には、移動、食事、排泄、
入浴等の日常生活活動に関するADL訓練の業務について、作業療法士を積極的に活用することが望まれる等々、
作業療法の範囲拡大が提示されています。作業療法士がどんな疾患であっても必要に応じてリハビリテーションを提供することは当然です。
しかし、平成18年に理学療法、作業療法の施設基準から疾患別リハビリとなり、
作業療法士だけでも運動器リハの施設基準が取得できるようになりました。さらに、今回の作業療法士の範囲を拡大で、
解釈次第では互いの専門性の役割が不明瞭になってしまう一面があると指摘します。今の時期にもう一度、将来を見据えて理学療法士、
作業療法士の専門性や互いの役割を考えることが重要に思います。
記:理学療法士 友清直樹(ともきよなおき)
日本作業療法士協会が大腿骨頚部骨折のリハビリテーションを冊子
「医療スタッフの協働・連携によるチーム医療の推進について」
4月30日通知




